2015年11月08日

「花燃ゆ」第45回

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第45回。東山さん演ずる木戸孝允の最後の日となりました\(^o^)/

今日の新聞のテレビ欄にも、井上さん、大沢さん、三田さんとともに東山さんの名前も掲載されていて、最後だから載せてくださったのかと思いました。

朝から木戸孝允の最後はどのように描かれるのだろうと気になっておりました。ドラマストーリー本によると、『「木戸、お前まで・・・」楫取は愕然とした。』とあるだけで、最後のシーンは描かれず、ナレーションに終わるかもしれないと思ったりしていました。
ですから、回想シーンとはいえ病床の木戸孝允のシーンがあったことはわずかでも嬉しいことでした。(木戸さんの扱いがいつもあまりにも少ないので、少しでも多く映ると嬉しいという全くけなげな状態となっています(>_<))

木戸孝允、最後のシーン
楫取に「キドタカヨシ シス」の訃報の手紙が届く。「木戸、お前まで・・・」

ナレーションで「木戸が京都で亡くなったのは5月のこと」
松子と辰路の会話シーン・・・まさかここで辰路まで出るとは予想外。
松子「私にはいい思い出を残してくれました・・・・」

回想シーンは木戸の病床シーン
松子を見て口元がわずかにほほ笑むところが素敵でした[揺れるハート]
う、う~と声を漏らしながらやっと起き上がる木戸さん、寝間着姿のなんて美しいこと[exclamation×2]
「お前に、倫敦の街を見せてやりたい・・」
「お前も洋装の支度をせねば・・」
「日本もあのようにと 夢見た国・・」
「私とお前で 歩くんじゃ・・」

病床の東山さんの弱っている演技、とても素敵でした。
最後の木戸さんのセリフは、夢半ばで倒れた無念の木戸というより、松子を前に夢を語って終わったところにほっとしました(*^_^*)。

彼の苦悩や発展途中の日本の行く末を見届けられなかった無念などを松子の口から語られましたが、それにしては45話までの木戸の描き方はあまりにも薄く、彼の無念も何も、妻に言葉でさらっと語られても十分に伝わらず、木戸を見たいと思ってずっと見てきた木戸ファンのほうがよほどか無念でした(+_+)。

とはいえ、最後は美しくて弱って支えたくなるような東山さんのステキなお姿を拝見でき[グッド(上向き矢印)]、最後の死まで扱っていただけたのはよかったです(^^)/。

今日の最後の木戸さんの回想シーンは東山さんの魅力があふれていましたので、今までの木戸さんのシーンの中でもNO1のシーンになりそうです[黒ハート]

最後に「花燃ゆ」の公式HPの「人物相関図」の木戸孝允が東山さんだけがずっーと桂小五郎の写真のままで残念に思っていました。メールやFAXでお願いしたりしましたけどなかなか変わりませんでした。でも、今日の朝HPをのぞいて見たら、写真が洋装の木戸孝允に変わっていました!!もう遅いくらいですけどようやく変わってよかったです。

いつもならドラマが終わると寂しさが募るのですが、今回はやっと大河の出演が終わったと、なぜかほっといたしました(^^♪
東山さん、大河の撮影はもうとっくに終わっていますけれど、他のドラマ撮影の合間を縫っての撮影で大変だったと思います。本当にお疲れさまでした。
posted by lemon123 at 22:57| Comment(0) | 花燃ゆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月01日

「花燃ゆ」第44回

早いもので今日は11月1日。今年もあと2か月を残すのみとなりました。
「花燃ゆ」第44回。
いよいよ東山紀之さん演じる木戸孝允が、最後の出演になるかもしれないと勝手に思い、心して拝見しました。

木戸さんの出演シーンは2か所。
<その1>「そのころ、明治政府では・・・」とナレーションに続き

西南の役での西郷隆盛の挙兵の知らせに、体調がいかにも悪そうにしていた木戸がいきなり机をバンッ!!と叩き「ええかげんにせえ、西郷!」。すぐにせき込み、「先生!!」と言われて、場面が変わる・・・(;´Д`)

<その2>明治10年(←いよいよ木戸さんの没年になりました。)
     長州藩最後の藩主・毛利元徳の第十五国立銀行頭取就任祝いの席

木戸さん、咳込みいかにも体調が悪そう。頭取に挨拶して薩摩の反乱の話をした後、楫取さんに向かって「もし万が一、私に何かあれば、あとはお願いします。」と楫取さんに後を託す。(←明治政府の仕事をいきなり群馬県令の楫取さんに後を託せるとは思えません。何しろ大久保利通も登場していないし、明治政府を伊藤博文と2人で背負っているというありえない展開でしたから、笑ってしまうセリフでした。)(;´Д`)( ゚Д゚)

東山さんの木戸孝允は、体調がいきなり悪くなっていましたが、重厚感のある声で、役柄になり切っておられました。横顔が本当に美しくて、イケメンですね~東山さん![ぴかぴか(新しい)]
こんな感想しか生まれない場面でございました。
長州大河を描くはずの今年の大河ドラマ。萩の乱も西南戦争も、ほとんど描かれず。セリフだけで状況を伝えても、浮いてしまうばかりで。やりにくかったのではないでしょうか。一人一人の人物を丁寧に描いてくれたらどんなに良かったかと思います。この頭取就任の席で木戸さんの妻・木戸松子や毛利安子が出ていましたが、二人の会話は美和の事ばかり。結局美和の素晴らしさを語らせるために出演していたのでした(;´Д`)。せっかく木戸さんと妻の松子が出演したのですから、松子が木戸の体調を気遣って「大丈夫ですか?あなた」とか、いたわる場面などがあっても良さそうなのに、2人一緒のところはなかったですね。視聴者が何を望んでいるか察してほしかったですけど、主演にしか目が向いていないシナリオで、いつもながら残念に思いました[バッド(下向き矢印)]

今回で木戸さんの出演は最後になるかもしれないと思ったりしましたけれど、NHKオンラインの番組表には、来週・第45回にも東山さんのお名前が載っていました。どうやら、木戸孝允の最後をナレーションで終わらせずに、取り扱ってもらえるようです[グッド(上向き矢印)]
来週は、2月1日の第5回から始まった木戸孝允の最後を見届けたいと思います[たらーっ(汗)]
posted by lemon123 at 23:39| Comment(0) | 花燃ゆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月30日

「花燃ゆ」第43回

旅行で「花燃ゆ」第43回をリアルタイムで見られませんでしたので、録画で見たことを簡単にまとめておこうと思います。

いつもながら東山紀之さんの木戸孝允の場面の感想がメインです。
萩の乱
今回は政府に不満を持った三百名からの士族が、前原一誠のもとに集結。萩で反乱を起こします。政府軍は数日で反乱軍を鎮圧してしまいました。だが、前原はつかまらず、天皇への直訴を目指して島根で捕えられ、萩の牢獄につながれます。その時の木戸と楫取の東京の明治政府の館での会話。
木戸の言葉から、今、明治政府が世界の中でどのような状況に置かれているか、日本が新しい国家として生まれ変わるためには国の仕組みを大きく変えねばならないこと、そのために武士の世を終わらせ、四民平等にする必要があることが分かりました。そして、士族にとっては厳しいことだが・・と苦しい胸の内を語る木戸。この木戸の言葉からようやく明治政府の政策や方針が読み取れましたし、木戸の固い決意やそのために前原など士族への思いを断ち切る辛い心情など、ひしひし伝わってきて、有意義なシ一ンでした。東山さんの演技もなかなか良かったと思います。
また、楫取との今までの親交から、楫取が木戸の気持ちを理解してくれていることや、その楫取の言葉に思わず苦しい想いをこらえられず涙ぐむなど人間的な木戸孝允が見られて、このシ一ンは木戸に感情移入して見ることが出来ました。脚本の都合で、なかなか木戸孝允の人間味を出せる台詞を言わせてもらえませんでしたが、明治編になって少し扱いが良くなったように思いました。

とはいっても、今回も萩の乱での疑問点がいくつかありました。

①前原がなぜ反乱を起こしたのか、前原のいう「民のための政」とはどのようなことなのか。43話を見ている限りでは、前原が政府にどうしてほしいのかよくわかりませんでした。「民のため」なんて政府側も反乱側も使う言葉ですが、分かりにくい言葉ですし、きれいごとにしか聞こえませんでした。
<テレビではよくわかりませんでしたが、完結本によると、反乱の原因は、明治政府の徴兵令や廃刀令に続き秩禄処分を断行したことにより、士族の収入が大きく減らされて不満が高まったようです。>

②楫取は木戸に「前原の民のための政をと訴え続けたその思いを政府として聞いてやってほしい」と言い、木戸が「分かりました。行きましょう」と返事をしたにもかかわらず、のちに前原は斬首されました。果たして木戸は萩に行って前原の思いを聞きに行ったのでしょうか?
<行ってないですよね。実際に明治9年には木戸さんはもう体が悪かったと思うし、このドラマでは木戸が一手に政策施行を引き受けているように見えますが、史実とはだいぶ違っていますね。
「行きましょう」なんておかしなセリフだなと思いました。>

③玉木文之進が切腹する理由がよくつかめなかったです。もっと心情を突き詰めて扱ってもよかったのではないでしょうか?脚本のメインが美和と楫取なので、萩の乱の扱いがすごく簡単で残念でした。

最後の美和についてはもう唖然としました。

・・・・・・・・・
NHK大河ドラマスト一リ一「花燃ゆ」完結編を購入しました。
東山さんの木戸孝允の写真があまりにもかっこよくて素敵で、記念に残しておきたいと思いまして。
ついでに次週の第44話のあらすじも読みました。木戸孝允が顔色が悪くいつになく元気のない姿を見せるようです。いよいよこの回でセリフのあるシ一ンは終りとなるのでしょうね。
第45話では木戸孝允の病死が楫取のもとに届くようです。果たして東山さんの映像はあるでしょうか?

「花燃ゆ」いよいよ東山さん登場の回もあと1回か2回。しっかり見届けようと思います。
posted by lemon123 at 23:13| Comment(0) | 花燃ゆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする